
2025年9月7日
ASE活動 農業体験(稲刈り)

2025.9.7
本日、ASE活動の一環として農業体験(稲刈り)を行いました。5月に田植えを行い今回は稲刈りを行い収穫致しました。地域の方々、そして保護者の皆さまのご協力をいただき、FCH Lucesの選手たちも貴重な体験をさせていただきました。
ASE活動とは
ASEとは、Action(実際的活動)、Socialization(社会化)、Experience(体験)の略で、集団での課題解決を通じて「集団の成熟」と「自己成長」を促す活動です。サッカーの枠を超えて、人間性を育む大切な取り組みです。
体験の様子
普段は人工芝や土のグラウンドでサッカーボールを追いかける選手たちも、この日は鎌を手に、稲を一つひとつ丁寧に刈り取る作業に挑戦。
最初は慣れない動きに戸惑いもありましたが、仲間と声を掛け合いながら協力することでリズムが生まれ、最後にはチーム全員で力を合わせてやり遂げることができました。
稲が春から夏を経て、ようやく実りの秋を迎えるように、成長には年月と地道な努力が欠かせません。一株一株を刈り取る稲刈りの体験を通して、私たち自身の歩みもまた、一歩ずつの積み重ねであることを実感しました。
焦らず、仲間と共に努力を重ねることで、確かな成長へとつながっていく。
今日の体験を、自分たちのこれからの挑戦に重ね合わせ、大切にしていきます。
地域の方々からの言葉
📣 伊香立農業組合の方より
「稲作は自然との対話です。今年も猛暑や大雨など厳しい時期もありましたが、こうして子供たちや地域の方と一緒に収穫を迎えられることは本当にありがたいです。農業は一人では成り立ちません。皆さんに体験していただくことで、農業の大切さや食への感謝を感じてもらえれば嬉しいです」
📣 別の方より
「スポーツを頑張る子供たちが田んぼで汗を流す姿を見て、心が温かくなりました。こうした体験が地域をつなぎ、地域のつながりを育てていくのだと思います」
感謝とこれから
今年も暑さの中での活動となりましたが、怪我なく笑顔で無事に終えることができました。今回の農業体験は、サッカーや日々の生活に直結する学びであると同時に、地域のソーシャルキャピタル(社会関係資本)を育む大切な機会でもありました。
ご協力いただいた地域の方々、保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
今回の学びをプレーや行動に活かし、また一段と成長していけるよう努力してまいります。




